最近ご相談を受けた案件で多いのが、中国企業からの商品購入、商品販売に伴うお金のトラブルです。

中国債権の回収は、職域外なので、有能な中国人弁護士、日本人弁護士にご相談するよう伝えます。

なお、直接、在中国の中国人弁護士の相談したいので、信頼出来る、特に中国弁護士を紹介して欲しいというお話も良くあります。新興国は、専門家の選定も非常に重要で、信頼出来る方を探すのは困難な事が多いです。そもそも日本の専門家であれば、報酬相場もわかりますが、新興国では、報酬相場もわかりにくいです。

個人的な印象としては、中国取引に関わる企業が多様化してきており、その中には、中国企業との契約締結が甘く、また、信用調査、取引条件の交渉によるリスク監理が不十分だと思える企業がまだ多いなという事です。(例えば、手付金の支払条件等)

確かに、契約がある事は、完全な安全には繋がりませんが、海外取引では、最低条件であり、間接コストとして、必ず認識しておくものと考えます。トラブルが起こった時、直接当事者同士で話し合うにも、法的対応を取るにも、契約書自体が無いとスタートに立つ事は難しいです。また、契約書があり、法的手続きを取るにしても、当然取引先の財産状況が不明では、時間と費用倒れになります。

リスク管理態勢のアドバイス、信用調査レポート取得サポート含め中国語、英語契約作成には、海外弁護士とのネットワークを有し、様々な海外契約書作成経験がある弊社に気軽にご相談頂ければと思います。なお、報酬については、ご連絡頂ければ、電話相談を無料でさせて頂き、契約内容確認後、見積書を送付差し上げます。