台湾の戸籍謄本の取得をご依頼されましたが、業務を行う中でポイントがあるなと感じています。
まず、手続、台湾における戸籍収集者の選定です。
戸籍収集者は、台湾地政士に依頼する事が一般的ですが、地政士の人脈が必要です。また、地政士には、委任状を依頼者が提出する必要がありますが、こちらの委任状の雛形、この雛形の認証手続が必要となります。
ここまでは、なんとかなりますが、次にこの収集した台湾戸籍は、読み込み、行う手続において必要な情報が記載された戸籍が収集されているかを確認する必要があります。帰化であれば、その方が日本に来る前はどの場所に住んでいたか、その住所から遡り、どのように住所移転をして、どの場所で出生しているか等です。
現在のコンピュータ化された戸籍では、上記情報が記載されていない場合は、コンピュータ化される前の手書きの戸籍を収集する必要があります。この戸籍は手書きで非常の読み込みが難しいです。また、当然中国語です。当該戸籍は、その後翻訳文の提出が必要となります。
台湾戸籍の収集は難易度が高いなと思われるのは上記からです。
個人的には、経験がある専門家に依頼する方が時間の節約になると思います。
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